レビューブログは自分で購入したものだけを書くべき理由
私はメインで運営している美容ブログで、広告主さんから商品を提供してもらってレビューを書くことがあります。
いわゆるPR記事ですね。
先月はうっかりこのPR記事を引き受け過ぎてしまい、締め切りに間に合わず担当さんには怒られ散々な状態でした。
(実はまだ1つ残っている...)
普段は会社員で、さらに家事と子育てもあるワーキングマザーのため物理的な時間がないというのもあるのですが、もっと根本的な原因がありました。
いくら考えても記事が書けないのです。
しかしこれはPR記事の特徴を考えてみると、よくある現象であることに気づきました。
当たり障りのないことしか書けないPR記事
自分の体験や考えたことをまとめていく一般的なブログとは異なり、PR記事はその全てが広告主さんのためにあります。(依頼されているから当たり前なのですが)
そのため、提供された商品やサービスが正直イマイチだな...と思っていても悪く書くことはできず、欠点を指摘するならそれを上回る長所を書いていかなくてはなりません。
そして今回提供された商品は、どれも私にはあまり合わず良いところが見つけられませんでした。ここで何を訴求ポイントにしたらいいのか、書くべきことを見失います。
ブログに載せる写真は準備ができていたのですが、肝心の記事が本当に書けず、仕方なく商品のランディングページや口コミサイトのユーザーの声を参考に当たり障りのない記事を作成しました。
10記事くらいこの状態が続いたので、さすがに書くのがイヤになりました。
私はもともと自分で購入していたコスメや、趣味の個人輸入で買ったものを細々と紹介したらブログが大きくなって依頼が来るようになった感じなので、やはり好きになれない商品のレビューは書けないなと改めて実感しました。
これはPR記事に限らず営業や販売にも言えることだと思うのですが、自分が気に入らないものをお客さんに売るのってかなり苦痛じゃないんですかね...。
サラリーマンなら給料が発生するのである程度は仕事と割り切ってこなせるかもしれませんが、ブログは商品提供のみで他にマージンはありません。
それなら自分が気に入った商品だけを選んで書きたい。
レビューブログを長く続けるなら自分で買ったものにしよう
本当にお金のためだけにブログを運営しているならPR記事を積極的に書くのはありですが、そうでないなら自分でお金を出して買った、お気に入りのものだけをレビューすることを強くオススメします。
ブログは長く続けてこそ価値があるものなのに、書きたくなくなってしまったら本末転倒ですよね。
私は憂鬱な記事作成が終わったら、ネットで買ったお気に入りのプチプラコスメや個人輸入のオススメ品、デパコスで気になるものなどの記事を書きたい。
宣伝のためのセールスレターはもう終わりです。